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(ハバナ湾の側に建つコヒバホテル・キューバの高級ホテル)

            
 好奇心旺盛のcaptainyama
 往くなと言われるとイキタクナル性分で
 もうダメかと思われた事もシバシバ有ります。

 例えばキューバのハバナ
 共産党本部の近くに有るビルの地下一階
 大きなディスコが有りました。

 ビール片手にテーブルにつき
 サルサを楽しんで居りました処。

 時間は夜11時を廻って居りました。
 地元のカップルが三々五々集って来て踊りも真っ盛り
 ワァーッ本場のサルサだ楽しいなと自ら御満悦の時
 ナオミ・キャンベルに良く似た身長170㌢の色黒の美女が現れました。

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(御存知 高級キャバレー トロピカーナ)

 「コーラ奢って呉れる?」 と聞くので
 what's problem! 10ケースでもOKだよ! と座らせ話を聞きました。
 モードモデルの大学に行って居ると言いました。

 踊ろうかと手を取り
 ニワカに覚えたサルサを踊り楽しい時間が過ぎて往きました。

 ヤヤ有って、彼女の知合いの処に行く事になり
 タクシーを拾い走り出しました。
    
 夜のハバナ、大使館街を過ぎ
 ヘッドライトには家々が写り、蒸し暑い風が頬をなでてゆきます。

 すると序々に段々家が無くなり
 車は無人地帯へと進んで行きました。

 シマッター とうとう遣ったか 
 やっちまったーと思っている内に
 車は一軒の大きな家の前に止まりました。

 タクシーの運転手がクラクションを鳴らすと
 ドアがゆっくり開き
 其処から出て来たのは額を剥き出しにしたナンと
 マイケル・ダグラス似のニヒルな男。

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(ハバナ湾のスペイン時代の要塞)

 ワァーッもう駄目だー 
 僕のツマラナイ人生が走馬灯の如く浮び

 明日僕の死体がハバナ湾に浮んだら、如何か証言して呉れよなー
 との願いを込めて運転手に多額のチップを渡し
 僕は連行されるように家に入って行きました。

 室内には20代と50代の女性が眠そうに起きだしてきました。
 ワッーァ此処はそういう処だったのか。

 心臓が背中から後方に引っ張り上げられる感じ
 判りますか。
 心臓パクパク、足は地面を感じない状態です。
           
 結局此処はバックパッカー用の木賃宿で
 女性達はオーナーのマイケル・ダグラス氏の奥さんと娘さんと判り
 特に此のダグラス氏、飛切りの人格者でした。

 僕の泊まっていたコヒバHotelはハバナの超高級ホテル
 此処は20ドルだから移っておいでと
 親切にアドバイスして呉れました。
 
 それで・・お楽しみは・・如何でしたかって?。

 其れどころじぁ無いよ
 心臓の筋肉が疲労で止まりそうだったよ。

   きちんと正座してました!。・・本当です・・
      
   それではまた後日
                


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(郊外に行くとスペイン風の教会があります)