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(白ワインは お好きですか)

 セブの地元テレビ局でコマーシャルが流れる
《The Wine Shop》に行って来ました。

 ゴロルドAve、Taxiの運転手に告げると直ぐ分りました。
 Ayalaの近くです。
 我家からはTaxiで100円です。

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 注文、白ワイン1本・パイナップルとマンゴ各1皿
 カマンベールチーズ1皿で計740ペソ也(1850円)。
 音楽チャージは未だ無い様です。

 30坪程の店内、2坪の小さなステージです。
 此処から流れ出すラテン音楽が凄い・スゴイ・凄すぎる。

 自称スペイン人のメインsinger
 リッキーマーチンのラテンナンバーを次から次へと歌い出しました。

 唸るようなラテンの発音 小さな身体が共鳴して 
 絞り出されて来るビブラート、僕の心臓はパクパクしちゃいました。

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 二年前ニューヨークのセントラルパークに夕方行くと
 サンバやルンバの踊りのサークルが一杯でした。

 中米・南米からスペイン語を話す人達が大量に流れ込み
 デパートの食堂でもスペイン語が溢れていました。

 ハーレムの黒人地区は小奇麗に成り、職も得られて
 黒人問題はニューヨークでは解決済みの様に思われました。
 だから・・Jazzは・オワッタ・・! 

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 最下層のラテンの人達の文化
 Jazzよりもソフィストケイトされた音楽 ラテンが
 21世紀の最初の四半世紀に流行る!
  僕はそう思っています。

 此処フィリピンの人達はJazz(英語)の発音が最高です。
 一方で300年間のスペイン植民地の歴史も有ります。

 フィリピン語の中にもスペイン語が沢山入っていて
 地元の人はそれを知らずに使っています。

 元々は中南米と同じラテンの血が流れている人達なんですね。
 だからフィリピン人が歌うラテンも巧い

 だけど本家のスペイン語の音楽は凄い スゴイ 凄すぎる。
 たぶん《The Wine Shop》で唄っている
 彼(自称スペイン人)の技量に負う処が大きいのでしょうけど凄い。

 僕は興奮します。心臓パクパクしました。

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(看板シンガー)
             
  夜も12時を過ぎた頃
 赤いポロシャツを着た30代後半のハンサム な紳士が
 スッと入ってきました。

 5~6人の友人と待ち合わせをしていたらしく
 テーブルに着いて楽しく会話が弾んでいる様でした。

 (アレッ何処かで見たこと有るなー)と思っている内に
 誰かが一緒に写真を撮り始め
 暫し写真タイム。

 よく見るとセブ市のバイスメイヤーでした。

  階級社会であるフィリピンの政治家は
 名家の出身者が選ばれます。

 彼も血統証付きのサラブレットなのです。


  オーラも有るし普通のオジサンでは有りません。

 日本人の観光客や独身の駐在員がいくレストランは
 日本食レストランか綺麗なオネーサンが居るお店です。

 でも折角セブに来ているのだから
 現地の地元の洗練されたレストランも如何でしょうか。

 最近はフィリピンの経済事情も好転して
 (教養有るプチ上流層)も形成されて来ており
 今後に期待が持てる時代になって来ました。

 The Wine Shop 
 音楽演奏は 木・金・土曜日限定で夜9時~夜中2時迄です。

 かくしてワイン1本を飲み干し
 些か二日酔いの頭で此のBLOGを書いています。
 《The Wine Shop》Latinミュージック
 心臓パクパク謂うか否か特と御覧あれ!  

 パクパク謂わなかったら如何するかって? 
 
 ・・僕のワインの飲みすぎだと思って諦めて下さい。


       それではまた後日 

 

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(ワインの在庫がいっぱいです)