(セスナ172XP・横田アビエーションの機体・ルソン島地域の島で)
270時間の素人ヘッポコ・パイロットのcaptainyamaが
偉そうにセスナの操縦の話をします。
此れからプロに成ろうと志す
前途有望な若者は決して読まないように!。
何故ならマイクを取って直ぐに
「メイデイ・メイデイ」と叫び始めるからです。
パイロットは孤独なもの、「タスケテクレー!」じゃ勤まりません。
僕は・・いいんです・・素人だから。
(双発機ナバホの操縦席・セスナより操縦難しいよ!)
セスナ機は操縦する必要がありません。
勝手に飛んで行って呉れます。
其れほど安定の良い飛行機です。
低翼機と比べ横滑りも有りません。
高翼だから下方も良く見え着陸で羽根を擦ることも有りません。
速度も70kt~100kt(180㌔)しか出せません。
50kt(90㌔/時)以下の低速度で墜落します。
だから着陸は50~70ktの
僅か20kt(37㌔)の範囲で実行します。
フワッーと
滑走路の決められた地点に接地出来れば此れで卒業。
簡単でしょう・・そうかな?
セスナには操縦桿が左右2個有ります。
機長席は左側です。
操縦装置は両足のペダルが方向舵
左手(片手)で操縦桿、右手で棒状スロットル(アクセル)を握ります。
此れだけです。
操縦桿は右に廻すと機は右に傾き右旋回し左だとその逆です。
手前に引くと機は上を向き、押すと下を向きます。
ペダルはブレーキと兼用に成って居り
此れの扱いは非常に危険です。
ペダル板は方向舵として使う時は
必ず下部を足先で押すように扱い
ブレーキとして使う時は思い切って上部に持っていき
静かにクックッと用心深く押すように使います。
クックッです。
方向舵として使うかブレーキなのか
ハッキリと区別して使う、此れが非常に・非常に大切です。
離陸滑走中に誤ってブレーキを踏んで
滑走路から飛び出す事故を起さないように注意・注意です。
セスナのブレーキはとても貧弱なので、使わないのが基本です。
セスナの操縦の基本は操縦桿では無く
右手のスロットル、パワーの出し入れ、此れが基本中の基本です。
此処が飛行機が自動車と決定的に違う処です。
パワーをかけると上昇し抜くと降下します。
だから両手で操縦桿を持つのはご法度です。
駄目・ダメです。
(少し太っていた時代・双発だから いいか!・横田アビエーション)
ドウですか飛ばせそうですか?
眠くなってきたって!
寝てください。
セスナはパイロットが眠っていても飛ばせるのですよ。
本当です。captainビゴテの話に拠ると
朝4時に起きて
5時からカーゴをミンダナオ島に運ぶ仕事が有るそうです。
荷物は高級鶏・高級魚・海老の稚魚・・?・ 魚屋さん?。
高度10,000f(3000m)パイロットは一人
話し相手は居ない、空気は薄い。
規定高度に達すると目的地まで1時間以上
然したる仕事も無い。
すると睡魔がサァッーと襲ってきて
ドレダケ眠っていたのか気が付くと目の前に山
ミンダナオの山 山 山。
慌てて旋回して高度を上げると云う様な事は
プロパイロットなら一度ならず有る筈だと言います。
(トップフライトの教官と・RPC2706 200時間乗った愛機)
一度ならずでは無いでしょう教官。
貴方訓練から帰って来る時、毎回僕の横で寝てましたよね。
イビキかいて、時々オナラして。
操縦席狭いんだから
訓練前にオナラが臭くなるニンニクは食べない。
此れパイロットの常識、セブトップの非常識。
アミーゴでラテンなcaptainビゴテの怖く・楽しい話でした。
ドウでした少しは為に成りましたか。
体験操縦は何処の民間航空会社でもやっている事です。
最初は離陸してから操縦桿を握らせて貰ったら如何でしょうか。
でも日本航空に頼んでも無理ですよ。
それではまた後日
レイテ島イロンゴス空港でのタッチアンドゴー訓練の動画を
youtubeにupしました。御覧下さい。