Blog Book of Captainyama

76ヶ国の海外旅行記です。 1999年からの世界旅行を2007年6月までのセブ島滞在中に ブログにしたものです。

中国

実録 イーニン国境突破 ゲッゲッ中国有料トイレ

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(イーニン 夜景)

   
 中国のトイレで驚いた方は多いと思います。

 西域ウルムチから国境の町イーニンを経て
 カザフスタンに渡る旅をした事がありました。
 国境の向こうはロシア・ヨーロッパです。

 現地イーニンの中国人に其れを話すと
 『何でソンナ所に行くの? 貧乏なだけだよ
 此処も貧乏だけど』と云う答えが返って来ます。

 イーニン市内を散策するとロシア人顔の多い事
 ロシアの中に中国がある様にさえ思われました。
 流石、国境の町。

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(中国側 入管の建物)

 早朝ホテルを出発しバスで国境に向かいました。
 国境開門時間は僅か一時間程だと聞かされており

 過ぎるとシャットアウトだと云います。
 社会主義的な超御役所仕事、心得て居ります!。

 僕達は集って来たカザフ人のオバサン達と一緒に
 開門を待つ事にしました。

 彼女達は多分
 前日イーニンに大量の商品を仕入に来た買付け部隊
 生活が懸かっております。

 僕達も此れからカザフ ウズベク イランと予定が詰まって居りました。

 こんな所で無駄な1日を浪費出来ません。
 開門と同時、ウワーッとゲートに殺到

 コッチは30㌔のサムソナイトを推し
 アッチは買付けバックを頭上と脇に抱え
 さながら日本 カザフスタン戦争。

 全員が狭い2ヶ所のチェックポイントに殺到するもんだから
 阿鼻叫喚、オバサンの脇の下が顔に押付けられ、クセーゾー!。

 押すなー 押せー 踏むなー 漏れるー
 其れを冷やかに中国人係り官が見下しておりました。 

 チックショー
 お前達の御役所仕事でコチトラ庶民はこんなに苦労してるんだゾー!。

 
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(中国側 入管の建物の出口側・・本当に疲れた!)

 
 押すこと一時間
 無事鬼門を通過。

 疲れたー オバチャン達が戦友にさえ思えて来ました。
 次に国境線通過トラックバスに乗り込みました。

 荷物を自分達で荷台に引き上げます。
 この大型トラックバス、50年物のボロ車、1㌔走ってダウン
 修理して1㌔走ってまたダウン。

 横を見ると中国要人を乗せた高級セダンとマイクロバスが
 颯爽と通り過ぎます、さては国境視察か。

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(カザフ側国境へ向かう移動トラック・人も荷物も一緒)


 5㌔程の国境地帯の荒野を渡り切り
 カザフスタンの国境ビルに入りました。

 係り官はロシア人、アジアからヨーロッパに入った様に思えました。
 駐車場にはガイド・カーニャと
 彼女のスタッフ3人が待って居てくれました。

 それから1週間、カザフ・キルギスと廻り
 カーニャにはロシア語を教えてもらい
 アルマトイのオカマバーにも連れて行ってもらいました。 

 楽しかったー!  
 其の話はまたの機会に。
 
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(カザフのガイド カーニャ 頭の良い人でした)

             
 それでトイレの話はドウナッタかって 

 漏れる事態を予想して
 中国、国境ゲート前の有料トイレに行きました。

 塀が廻してあって1ヘクタールくらいの広さ
 お金を払って塀の中に入ると鶏が放し飼い状態になっていました。
 収容所みたいな小屋が数棟あり、それがトイレ棟でした。

 中には幅2m・長さ30m・深さ3m程の溝が掘って有り
 溝の中は糞 糞 糞 くそ 糞 糞 糞の山 糞の海 
 一生の間に見る糞を此の時、全部見尽くした感じがしました。

 その糞、いや溝に20cm程の板が二枚渡して有り
 中国人が其処に跨って用を足して居るのです。

 板がひっくり返ったら如何なるのか? 
 考えただけでも恐ろしや恐ろしや 

 君もやったかって? トライしましたが出ませんでした。
 小のほうです。

 食事中の方ゴメンナサイ!
 毎日が此れじゃあ中国にスカトロプレイは無いわ!。

 これが僕の結論です。
           
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(イーニン国境 入管建物前の商店街 この左側に有料トイレがあります。
国境とクソの町イーニン)《失礼!》
         

       それではまた後日 
  


弁髪中国人はいたのか 満州 中国

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(ハルビン ロシアの色が濃い町です)

 欧米の挿絵にある弁髪・切れ目の中国人は実在したのか。

 中国に11回旅をして中国の事は知っている積りでいました。
 戦前の欧米の新聞挿絵にある中国服を着た
 あのラーメンマン、見た事が有りません。

 デホルメの錯覚か、北京 上海 昆明 成都 香港 ウルムチ
 中国人は日本人によく似ていてスタイルも良いです。

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(満州鉄道の車掌さん 切れ目です)

 けれど切れ目イラスト似の中国人は何処にも居ませんでした。
 錯覚だろうと決めていました。
 でも居た。何処に。 満州に!。 

 彼らは満州族でした。
 中国清王朝は満州族の統治する王国(China)。
 欧米人が接した官吏連中は全て満州族だったんです。

 大連から列車で瀋陽 長春 ハルビンと北上すると
 中国人の身長が高くなります。
 180㎝はざらになるのです。

 顔も長くなります。眼も切れ長で吊り上った人が多くなるのです。

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(女性の鉄道スタッフが多いです)

 中国は他民族国家
 漢民族が主体、満州族も少数民族のひとつです。

 少数民族が
 広大な中国と漢民族を統治するのは大変だったろうなと思います。
 モンゴルの統治も歴史上にあるし

 大陸とはそう云うものなのでしょう。

 鉄道女性車掌さんも満州族とロシア系の顔だと思います。
 ハルピンに行くと灰色の眼をした中国人がいました。 
 大陸なんだ!。

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(瀋陽の駅)

 急成長 急近代化の中国駅前に比べ
 瀋陽駅構内で乗り換え移動中の中国人には驚きました。

 まるで百年前の中国人です。

 国内を多数の枠に分け
 部分毎に急速な近代化を図っている中国には
 置き去りにされた地方農民が安価な労働力として浮遊しています。

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(駅の中のトイレ 中国人 すごい)

 敦煌・ウルムチ等西部でも
 百年前のような中国人をよく見かけました。

 北京・上海等
 大都市の住民は自分達の都市での居住 就業権を特権と思って居り
 地方民を見下しています。

 自分達は特別上級なんだと。教育も住居も収入も!。
 発展の順番が早く地方まで及べば良し。
 格差解消が遅れると中国人の大陸的パワーに火がつきます。

 中国人はフィリピン人とは違います。
 革命をやってのけた人種です。

 期限は北京オリンピックまで!。
 中国共産党指導部もきがきでは無いでしょう。

 日本にトバッチリが来ない事を切に祈ります。
          

    それではまた後日 
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(満州鉄道 駅構内)             


 考えてみると中国旅行は11回行っています。
 写真も山のように有ります。
 でもblogは数本です。何故か?  

 語るべき事が余りに多すぎて
 僕自身が消化不良を起しているのだと思います。
 今後中国に関するブログが果たして書けるのか僕自身疑問です。


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(旅順要塞の内部です)

チベットでジルバは?

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(ラサ ポタラ宮)

 高い処と踊りが好きでスイスではマッターホルンを眺めながら
 タンゴを踊りました。
 3000m、本当です!。
 
 チベットでジルバは如何ですか。 ラサ 3300m。

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(ラサ⇒シガツエ間の峠道 湖が見える)

 東京から2日掛りでラサまで行きました。
 其処から2日掛りでシガツエに辿り着きました。

 ここはエベレスト山の裏側です。
 途中道が土石流で寸断され、自動車程の落石が路上にゴロゴロ

 崖道に柵は無く、遙か下の川原には落ちた車がパラパラ
 ボロバスの最後部座席板が外れて
 下の地面がよく見えます。酸素吸入袋は役に立ちません。

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(ここは4000m 走れません)

 ペルーの4000mハイウエーを走った経験のある方も多いと思いますが
 その辛さの比ではありません。

 恐怖がプラスされるからです。

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(チベット仏教寺院のスタッフ)

 シガツエのホテルに命カラガラ ヤット着いた時
 70代のご夫婦の唇は死人も同然のドドメ色。

 年寄りにはきつ過ぎるよ チベットは。
 もう行かんぞ 絶対に!。

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 (ラサ市内 モニュメント)
 
 そんなこんなでラサまで帰って来て、ホテルのカラオケに遊びに行きました。

 シャオチェー(お姐さん)を附けるかと聞かれて
 そんなカラオケも有るのかと頼みました。

 中国人はABCも知らない人が多く、彼女達も英語は全くだめでした。
 其れではと中国語の歌を歌って呉れたり
 向日葵の種を一生懸命剥いて呉れたりしました。

 ディスコダンスやチィークダンスを誘われ
 先程のお礼にとジルバでクルクル回して上げました。

 こんな踊りは初めてだと云われ大変喜ばれました。
 若しかしてチベットでジルバを踊ったのは僕が最初かも。

 なんか嬉しくなりますね。
 但しご注意!。

sanso
(中国製 酸素ボンベ ほとんど効果がありません)

 30秒踊ると酸素吸入が必要になります。
 ここは3300m飲酒とジルバと散歩は厳禁です。

 夜中に高山病で何度も トイレでfade upする事になります。

 厳にご注意。


        それではまた後日。
        


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(陽気なチベットの御坊さん)

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